スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

  • 2017.09.28 Thursday
  • -
  • -
  • -
  • -
  • by スポンサードリンク

『再:他界の人』 稽古場レポート 「紙切れについての話」7日目と8日目

 にへいです。

7日目、8日目と通し稽古をして、気になった点を修正する、それを繰り返しています。
切ないところやキュートなところ、人臭いところ、
いろいろな面を感じる作品になってきました。
6月の『隣の人』を観た人に
「劇中に出てきたエピソードのひとつですよ」と言っても気づかないかも。
もちろんライフ・イズ・ストレンジの世界に触れたことがない人でも
充分に楽しめる作品です。


そうそう、
実は今回の麻原版の「紙切れについての話」の台本が好きなんです。
登場人物ひとりひとりのユニークなパーソナリティ。
さりげなく埋められているライフ・イズ・ストレンジの世界への麻原さんからの突っ込み。
これをさらに違う人が演出するとどうなるんだろうと、
息抜きのときにひとり妄想してしまいます。


さて、今日も通し稽古。
はりきって行って参ります。





『再:他界の人』
ご興味のある方はぜひご来場下さい。
下記アドレスから手軽に予約出来ます。

『再:他界の人』チケット予約フォーム

                              

今日のBGM Luca Luca Don Chikku「Lest 26」

                              


『再:他界の人』稽古場レポート 「前日譚」その2

 にへいです。

先日、よこしま組とオートバイ組の合同稽古がありました。
そこで初めて2つの作品を順に通し稽古をしたのですが、
肌触りや質感や形の違う作品であることを改めて味わえて、
僕自身、どんな本番になるのか楽しみが増してきました。

さて、「前日譚」について、その2。

「生まれ変わり」を軸にシンプルに作品世界の根源を書いたものですが、
もうひとつクローズアップしている要素があります。
それは「私」と「他者」。
作品の中に登場する姉と弟は血がつながった兄弟です。
ですが、同じように生きてきて、同じことを考え、感じているかと言われれば、
当たり前ですが、違います。
違いがあるからこそ、すれ違いは当然起こります。
つまり「私」と「他者」のすれ違いについても描かれた作品なのです。


稽古場ではいろんな要素を足したり引いたりしながら
俳優陣と試行錯誤しながら練り上げています。

稽古中に思うことはふたつあって、
一つは、俳優にとって負荷の高い作品だということと、
(俳優にとって楽な役なんかもともとないんですけどね。)
もう一つは、登場人物達は見ていて興味深いのだけど、
人としては好きになれないということ(笑)。
だからこそ「私」と「他者」について個人としてもしみじみと考えてしまうのです。

本番まであと少し、
原作者の自分に拘ることなく、
もっともっと作品から聴こえて来るものに耳を澄まして、
作品を練り上げていくので、楽しみにしていて下さい。


                       

今日のBGM DoF「Asleep At Light」

                                                     

『再:他界の人』稽古場レポート 紙切れについての話6日目

 にへいです。

今回は、稽古の前に舞台美術のテスト。
野地さんと麻原さんがあれやこれやと打ち合せながら、
稽古場を違う空間にしていきます。

稽古終わりのよこしま組はその光景を興味津々に眺めていました。
まあ、そうですよね。
最近のよこしまは、場があってそこに人が立つことで
空間を変えていくやり方をしています。
作り込まれることで空間が変化して様は興味が沸きますよね。

きっと普段のモノコトを知っている人ほど、
今回の舞台美術を楽しめると思います。

まだモノコトを未体験な人は、
ぜひ『再:他界の人』を観る前にモノコトに足を運んでみて下さい。
作家の手による雑貨類を観るのも楽しいですし、
カフェスペースでくつろぐことも出来ます。
あ、それとちょうどいま開催中の写真展は好奇心を刺激される写真ばかりです。

稽古は、一シーン一シーン確認しながらラストまで。
あらためて感じるのは、僕の原作だとまるで感じないこと。
演出、作家、美術、俳優、スタッフ。
いろんな価値観のフィルターを通った証拠ですよね。
出来るだけ僕から遠いところに行って欲しい。
そんなことを思っています。
そしてそのために日々コツコツとこの作品のために僕自身が精進しなければなりませんね。



さて、『再:他界の人』チケットの予約が伸びています。
席数が少ないので、ご興味のある方はぜひお早めの予約をおすすめします。
下記アドレスから手軽に予約出来ます。

『再:他界の人』チケット予約フォーム



                 

今日のBGM Pedoro「Intro」


                 


『再:他界の人』稽古場レポート 「紙切れについての話」5日目

 にへいです。

うーん、今回は僕の反省から入りますね。

作品制作は、冒頭からラストまでの段取りが固まって、
ぐいぐいとブラッシュアップしていく段階。

演出からのオーダーに近づけていこうとしているのですが、
不安がよぎったり、流れに乗れないと、つい自分が顔を出す。
まだまだ身体への落とし込みが足りてないですね。
次の稽古で同じことを繰り返さないようしっかりと精進しなければなりませんね。
とはいえ、演じていて常に新鮮です。
よこしまは俳優達で舞台上の空気を揺らすというイメージですが、
劇団オートバイは俳優達で舞台上で空気を動かすというイメージ。
舞台上の空気の流れがきゅっと止まったり流れ出したりゆるやかになったり速くなったり。
これは前回のレポート(4日目)で書いた体感時間の話にもつながりますね。
うーん、客席で観てみたい。

よこしまブロッコリーと劇団オートバイ。
それぞれのカラーが鮮明に出た企画になってきましたね。
早く2つの作品を流れで観てみたい。
そして2つの作品から何が浮かびあがってくるのか、確かめたい。
今、素直にそう思っています。

もちろん、その前にしっかりと精進することは忘れません。

あ、そうそう、稽古場ではいつも音楽が鳴っているって2日目のレポートで書いたのですが、
ここ2回はkyteがよく流れている気がします。

麻原さん、僕もkyteよく聴きますよー。
ふー、稽古場で言いそびれたことをやっと言えた。

                   

今日のBGM kyte「They Wont Sleep」

                   

『再:他界の人』 稽古場レポート 「前日譚」まずはじめに話すと、

 にへいです。

いよいよ、よこしま組に関して書きますね。

今回の企画は、初演の『ライフ・イズ・ストレンジ』(07年)から描き続けられてきた
「あの世で生まれ変わりを巡る人々の物語」には何が込められているかを検証すること。

回を重ねるたびに作品の世界観も広がり強固にもなっていきましたし、
おかげさまで好評もいただいてきました。
でも、だからこそ、ここできちんと見つめ直しことが大切だと考えたのです。
もちろん、何度も描く中で、その都度その都度、作品を見直しているのですが、
自分達ではもう気づけないところもあるかもしれないですし、
いつのまにか当たり前になっているところに落とし穴があると危惧したのです。

そこで、劇団オートバイという新しい価値観に作品を委ねて、
作品を自由に解釈してもらい、
僕ら自身はこの世界には何があるだろうという広げる視点から、
あらためて物語の根源はなんだろうと、掘り下げる視点で、
見つめ直すことにしました。
それによりいろんな角度や質感で描かれた方が
観に来てくれた人に感じてもらうことのバラエティーが生まれて、
作品を観てもらう楽しみがぐっと増えますからね。



さて、そうして生まれた今回の「前日譚」は、
松山で上演されたものと全くことなる、もう一つの「前日譚」になりました。
翌日に弟の生まれ変わりを迎える姉弟の葛藤を描いた物語は、
「生まれ変わり」を軸として、シンプルに作品世界の根源が描かれています。

稽古場は、登場人物の印象を固め、物語にぐぐっと入りこんでいくところ。
切迫感のある物語は、すごく俳優を感じる作品になる予感がしています。

では、これからは「紙切れについての話」だけじゃなくて、
「前日譚」についてもいろいろと書いていきますね。
楽しみにしていて下さい。


                    

今日のBGM Akeboshi「Wind」

                    


『再:他界の人』稽古場レポート 「紙切れについての話」4日目

 にへいです。

イチ、二ー、サン、シー、ゴー、ロク、シチ、ハチ、イチ、ニー…。

稽古場では、よくそうやってカウントを刻む演出の麻原さんの声がします。
もちろんこれは音に合わせて動く場面でのことで、
俳優同士のやりとりがカウントで行われているわけではありません。

でも、演じる上で作品のリズムを掴むって大切だと感じています。
台本によっても、演出によっても、それこそ場面毎によっても、
感じ取らなければいけないリズムは違います。
例えば、それは速くなったり、ゆっくりになったりだけでなく、
強くなったり、弱くなったり、柔らかくなったり、硬くなったり。
どんな風に目の前の場面を演じていくか、それが俳優の中で整理が出来ていても、
求められるリズムと噛み合ないと、上手くいきません。


今回、創っているのはもちろん演劇なのですが、
音楽を創っているという感覚も持っています。
麻原さんを中心に劇団オートバイで「紙切れについての話」という曲を創る。
僕も音楽には随分と影響を受けた人なので、
自分の作品を創るときにもそういった感覚を持つこともありますが、
ここまでくっきりとその感覚を覚えるのは新鮮で好奇心が湧いてきます。

そうそう、リズムの話をしたので、ついでに時間の感覚の話も。
「紙切れについての話」は、3月の松山と6月の名古屋、すでに2度上演されています。
松山版と名古屋版は演出はまったく異なるのですが、
作品の背景に流れる時間の感覚は同じです。
何故かと言えば、僕の中での作品世界の時間の感覚が同じだからです。

劇団オートバイ版の「紙切れについての話」はオリジナリティに溢れています。
それはどこから生まれてきたか、その理由の一つは、
演出の麻原さんがライフ・イズ・ストレンジの世界に流れる時間を
どう捉えたかではないかと考えています。
演じていて、作品の背景に日々のんびりしているけどどこか切なさや儚さを感じる
そんな時間が流れているように感じています。
冷徹に淡々と時間を刻んで行くのがよこしまブロッコリー版だとすると、
その時その人が感じた体感時間が刻まれているのが劇団オートバイ版ではないかと思っています。

まあ、でもこれは今回の稽古までの中で感じたこと、
次回の稽古では違うことを感じているかもしれません。
でもそれは僕の思考が旅をしていると楽しんで下さい。

                  

今日の1曲 Aus「Clocks」

                                                       





『再:他界の人』稽古場レポート 「紙切れについての話」3日目

 にへいです。

「紙切れについての話」、僕が稽古に参加して3日目。

今日もテンポ良くシーン作りが進みます。
それぞれの役の輪郭もくっきりしてきました。

演出の麻原さんがリクエストする登場人物のキャラクターが面白くて、
身近にいそうでいないけど、やっぱりどこかで会ったことがある気になる、
そんなことを感じさせてくれます。
そして登場人物の特徴のクローズアップが的確なのでしょうね。
そんな登場人物達が相対すると、
自然とやりとりにおかしみが生まれます。

だからといってビジョンの元にガチガチに進む稽古場というわけではなくて、
俳優が演じている中で生まれて来る動きや
観ていて湧いて来るイメージを柔軟に取り入れていきながら、
試して選択してを繰り返しながら創作は進みます。
相手役との演技のやりとりの中で生まれたことを面白がってもらえる現場は、
俳優としてはやりやすいです。
まあ、僕はまだまだテンポの良い創作についていくのに必死なところも多いですが(苦笑)。

ともかく想像が外に膨らんで行く稽古場だなって感じています。
よこしまの場合は、作品を創り始めたこの時期は、
膨らますというよりは深く掘り下げる稽古場。
だからこそ、これからどう進んで行くのか、増々、興味は増しています。

では、また。
次のレポートを楽しみにしていて下さい。

                  


今日のBGM コーネリアス「Toner」

                  




『再:他界の人』稽古場レポート 「紙切れについての話」2日目

 にへいです。

昨日、オートバイ組の稽古。

今日も体幹のトレーニングからスタート。
1日目の翌日は、久しぶりの筋肉痛に見舞われたけど、
毎日、続けた成果ですかね、それはなくなりました。
姿勢も前よりは維持出来るようになったかな?

麻原さんの現場は常に音楽が何か流れている。
そういう噂は聞いていましたが、それは本当です。
なので、アップのメニューも曲を聴きいてカウントをとりながらってのが多い。
コミュニケーションワークをしてる時も音は聴きながらです。
リズム感の悪い僕は必死です(笑)。
でも、これ、よこしまで僕がみんなに何かしながらも音を聴いてってのに似てる。
音が聴こえないって良い状態じゃないですからね。
相手、状況、そういうのをきちっと感じる、どんな舞台も共通ですよね。

シーン稽古は物語の前半を固めていく作業。
俳優が出した材料を、
麻原さんがテキパキと料理をするみたいに進んで行く。
賑やかなキッチン。
よこしまの稽古場は理科の実験室かな(笑)
でも、書いた自分が想像もしなかった色鮮やかな前半になりそう。
俳優としては、しっかりと流れを掴まないとね。
うっかりすると迷子になる。
予習復習に努めないと。

木曜日に「前日譚」の稽古。
こちらはリライトをぐぐっと進めないといけません。
じーっと耳をすまして音を聞く。
そんな作業をしています。


               

今日のBGM
高木正勝「private drawing」

               


『再:他界の人』稽古レポート 「紙切れについての話」1日目

 にへいです。

ライフ・イズ・ストレンジProject第3弾『再:他界の人』、制作は順調に進んでいます。

そもそもどんな企画か知らないという方もいると思うので改めて企画について説明すると、

3月に松山で上演した『他界の人』で上演された短編2作品「紙切れについての話」と「前日譚」を異なる視点や価値観で描くことで、07年の初演の『ライフ・イズ・ストレンジ』から描き続けられている「あの世で生まれ変わりを巡る物語」に何が込められているかを検証する企画です。

じゃあ、それを実際にどう行うかと考えた結果、「紙切れについての話」は作風が違ってどんな作品になるのか一番予想が出来なかった麻原さんの劇団オートバイに、「前日譚」は自分達で再検証することにしました。

※ライフ・イズ・ストレンジProjectとは何かはこちらをお読み下さい。


ここからが本題なのですが、「紙切れについての話」を演出する麻原さんからの依頼で僕が俳優として出演することになりました。よこしまから麻原さんには台本の改訂も含めてタブーなく思うままに演出して下さいと依頼しています。つまり、劇作家として自分が書いた台本が解体され、再構築されていく過程に俳優として立ち会うことになったのです。


そして、せっかくの機会なので、その様子を稽古レポートとして毎回ここに記録していくことにしました。そうすることで、「紙切れについての話」だけじゃなく、よこしまが担当する「前日譚」がどう作られていくかも見えてきて、企画の厚みも増し、まだまだ続くライフ・イズ・ストレンジProjectのアーカイブにもなると思うのです。


で、お待たせしました。
昨日、稽古に初参加してきました。
その印象を一言で書くと「こんな風に違うんだー。」です。

それは稽古に入る前のアップにすでに表れています。例えば、言葉を使わず体のみのコミュニケーションワーク。やり方は違えど、よこしまもアップの時によくやっています。よこしまの場合、周囲からの影響(人、音など)を受け取ってそれぞれが出す波紋を繊細に感じとっていく、どちらかと言えば静のコミュニケーションですが、劇団オートバイの場合は、よりフィジカルを使って、波の大小やスピードに変化の多いダイナミックな動のコミュニケーション。相手から影響を受けてという部分は共通ですが、体の使い方は大きく変わります。面白い。

そしてその違いは立ち稽古にも表れます。よこしまの場合、相手役や周囲から受け取ったものを体の中に蓄積して零していくというイメージなのですが、劇団オートバイの場合は、語弊があるかもしれませんが、よりダンスに近いイメージ。より体を使ってコミュニケーションをして行きます。(※麻原さんはコミュニケーションワークの時に「ダンスにはならないように」という点に気を使っていました。)

さて、俳優の僕はどうだったかと書くと、まだまだついて行くのがやっとで、役の生理が追いつかなかったり、見失ったり。まだまだ手探りの段階、精進しないといけないですね。でも俳優として新しいことに取り組むのはやりがいがあります。

最後に台本の話。
僕は昨日が稽古初日でしたが、7月の終わり頃から劇団オートバイの稽古は始まっていたので、受け取った麻原版の台本は第2稿。しっかりと麻原さんのカラーが刻まれています。ちょっとした言葉使いの違いがとても新鮮です。でもこれからもどんどん変化していくとのこと。ますます楽しみです。


稽古場での僕の理解度が上がるたびにどんどん新しい発見があるでしょう。これからもその都度、ブログにアップしていきますので、皆さん、ぜひ楽しみにしていて下さい。


             
今日のBGM

麻原さんが稽古場で流していたミクニヤナイハラプロジェクトの『3年2組』のCD

             




1

     

ツイッター




     

次回公演

第19回本公演
『声の温度』
2017年6月30日(金)〜7月3日(月)
会場:七ツ寺共同スタジオ
詳しい公演情報は下記から
http://www.yokoshima.info
チケットの予約は下記から
https://www.quartet-online.net/ticket/koeyokoshima

     

calendar

S M T W T F S
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>

selected entries

categories

archives

recent comment

  • BARパプリカでよこしまコインが使えます!!
    にへい
  • BARパプリカでよこしまコインが使えます!!
    加藤智宏
  • 畑中26年記念
    隼人
  • 畑中26年記念
    はな
  • すっかり秋?
    隼人
  • ちょと切ない…
    隼人
  • no title
    隼人
  • いよいよ!!
    隼人
  • 年も明け…
    はな
  • 年末ですね〜
    隼人

links

profile

書いた記事数:1223 最後に更新した日:2017/09/28
     

PR

search this site.

others

mobile

qrcode

powered

無料ブログ作成サービス JUGEM